【自分で修理】カバンの内側がベタベタしたので対策してみた

暮らし(生活)

だいぶ使ってなかったカバンを使おうとしたら、カバンの内側が劣化してベタベタしてました。。

内袋を変える修理にはたぶん2万円くらいかかるのと修理して帰ってくるのにも1ヶ月以上かかるの。。
外側はまだ全然綺麗だし、第一今使いたいから捨てるにはまだ踏み切れなく、自己修理をしてみることにしました。

内側の劣化は合皮がなりやすい、らしい?

カバンの内側のことを内袋といいます。
修理屋さんも「内袋の交換」とかよく記載されていますよ。

元から内袋が布のものは、内側がベタベタしたりボロボロと剥がれたりはしないそうです。
もっというと合皮は本革より加工しやすく軽量であるメリットもあり、内袋によく採用されるようなのですが、デメリットしては劣化が早いそうです。


内側のベタベタのトラブルのことを通称「内ベタ」「内ペタ」というそうです

内ベタの原因は? 予防が1番大切です

ズバリ!湿気です!!
カバンの中に冷たいペットボトルを入れて結露でカバンの内側が湿ってしまったり、濡れたハンカチなどを入れてしまうことってありませんか?

これらの行為がすぐにダメージを与える訳ではないのですが、湿気が多い環境が長時間続くと雑菌も伴って不衛生にもなります。

帰宅したら、荷物を全部出して風が通るようにするといいそうです。
たしか、片付けコンサルタントのこんまりさんも毎日カバンの中身を出しているそうですよね?

また、長期間使わないカバンはホコリカバーや通気性も兼ねた不織布がオススメです。100円ショップにもカバン用にいくつかサイズ展開されてます。最初からついてる保存袋はしっかりしすぎていて通気性が悪いかもしれません。その場合は除湿剤など上手に使いましょう!

原因が分かれば対策しやすいですね。

失態 財布やマスクがボロカスまみれ


すみません。。beforeの写真を撮り忘れました。。

久しぶりにカバンを使ったら出先で財布にボロボロの茶色いカスがついてて気付きました。
カバンへ入れていたハンカチやティッシュ、マスクカバーが全部こげ茶のカスまみれ。。
やっぱりビニールのポケットティッシュやプラスチックのマスクカバーには密着しやすいらしく一番被害にあってました。

帰宅後、悩んだのが冒頭の所です。
この時点でこげ茶の内袋がほとんど剥げたりまだくっついてたりマダラになった状態でした。(写真がなくてわかりにくく、ごめんなさい😭)

リメイク 必要な道具4点


合皮を削る

① メラミンスポンジ (結構必要!今回は17個使いました)

② M.MOWBRAY(エム.モゥブレィ) ステインリムーバー 水性


③ブラシ(小さすぎるブラシや毛足が短いブラシは不向き)
このサフィールのブラシ(毛長37mm)は優秀です!!ずっと使えます


④シュークロス グローブタイプが万能でオススメ

⑤エム・モゥブレィ] 靴 革小物用  デリケートクリーム

革小物 デリケートクリーム

メイン対策工程 〜内袋の合皮を削る〜

内袋の剥げてる箇所をよくよくみると、布地の上に合皮のビニール?部分があり、そのビニール部分が劣化で剥がれ落ちて来てました。


そのため合皮のビニール部分を剥がしても内袋の機能は保持されることがわかりました。なので、劣化したビニール部分のみ削って行く作業スタートです

⒈①のメラミンスポンジであらかた削る

⒉②のステインリムーバーを④のクロスに含ませ、ベタベタする箇所をふく。(この時にシミがついて驚くと思いますが、乾くと跡になってないので安心して作業してください。モゥのリムーバーしか使ったことがないので他のアイテムではどうなるかわかりません💧)

⒊角や細かい所は③のブラシの方が作業がしやすいです。また、内袋ないの削りカスも外へ掻き出す際も便利です。

リムーバーのシミも怖がらないで!


ひたすら⒈〜⒊の作業を繰り返していきます!
ガッツあるのみ!!

before→after 

before

after

削り作業前の画像を撮ってなく、だいぶ作業が進み出してから撮ったビフォー画像でして…
すみません、わかりにくいですね💦

ベタつきや、こげ茶の点々をメラミンスポンジやブラシで書き出して綺麗になりました。
細かい所はブラシがないとダメですね。持ってないなら1つ用意しておくといいと思います☺️スニーカーでも靴のお手入れの際に重宝します!洗えるし汎用性高いですからね✨

意外と知らない〜ブラシの種類と特徴について〜

シューズ用に関わらずブラシと言ってもいくつか種類があり『どれを選べばいいの?』とわからないですよね。
かくいう私もそうでして迷いながら購入したブラシで大切なスエードのパンプスを傷つけてしまった痛い経験があります( ; ; )

せっかくこの記事を読んでくださっている方には、こんなひどい失敗をしてもらいたくないので是非是非ブラシの種類と特徴を覚えてもらえれば幸いです。

馬毛と豚毛と山羊毛のブラシ

①馬毛は1番使うと思います。靴やカバンのお手入れで一番初めに使うブラシ。
埃を払ったりかき出したりするので”毛足が長いブラシ”が絶対おすすめです!
毛足が短いと土踏まずの凹んでいる箇所まで毛が届かなく、無理にかき出そうとして甲や踵の側面にブラシの持ち手が当たって傷つけたことがあります( ; ; )👞


サフィールのこのブラシは6年使っていますが毛が開いてきたりもしないし手に馴染む大きさも使いやすいです。シューブラシって小さいものが多いんですよね。外出先でも使う用のミニサイズはお値段的にも買い求めやすいのですが、キチンとお手入れ用としては使い難いんですよね。。

また小さすぎると力が一箇所にかかるのでやはりお手入れに慣れてない方は特に大きめで毛足の長いブラシを1つ用意するといいと思います🤗

②豚毛はクリームを馴染ませる時などに使います。今回は使いませんでしたが革靴の靴クリームを塗り色げて均一にする時に使います。豚毛なのでコシもしっかりしてます。ゴシゴシはNGですよ。
こちらクリームの色ごとに用意するのが一般的です。

③山羊ブラシは最終仕上げ用に。先にあげた馬や豚に比べ毛が柔らかく、密集しているのが特徴です。豚毛ブラシで磨き上げたものをもっと密度の濃いブラシで磨き上げる感じかと思います。
ネイルしてる方ならわかるかな?やすりも最初からどんどん目の細かいものにしていきますよね?その感じと同じかと思います。

仕上げ 〜革のデリケートクリーム〜

削ったり濡らしたり、その際にもカバンを強く握ったり歪めたりと
だいぶ痛めてしまったので皮にも保湿で潤いを✨💧✨

これは大体の人の家にあるかな?
靴はもちろん、カバンやソファーでよく使うと思います。実家にも昔からありました。

200mlのものをよく書いますが、3年位持ちます。
わたしはパンプスやブーツやカバンの手入れに。夫2足の革靴用に。

高レビューで件数も多く、私が語ることもないかもしれませんが。。。
匂いもなくジェル状で扱いやすいです。私はいつも素手でバーっと手早く塗り広げてます。
ゆっくり丁寧にやすとムラになりやすくシミになるかもしれないからです。

ジェル自体は薄ら乳白色なのですが、ほぼ無色でしてどんな色の革にも使えるオールマイティーです。
たまにお財布とかも手入れしてます
💰

完成

持ち手にも保湿・保革クリーム

最後にヘリや持ち手にもデリケートクリームを塗利、よーく乾かしておしまいです。
ファッションは流行もあるし、買った時の値段が高いからと躊躇せずたくさん使って使い切りたいと思います❤️


リンク


最後まで読んでくださりありがとうございます!
大切な物を長く使うためには、予防も兼ねて普段からお手入れしましょう✨

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